つるの剛士、“ROAD TO 50”へ向けて電大とのコラボステージが決定!両者による座談会が和やかに開催

インタビュー | 2024.12.09 18:00

──来年2月11日の『電大260000V~電撃!神田明神 LIVE 2025』、どんなライブにしたいのか、イメージしていることを教えてください。
手島純粋にコラボレーションがうまくいくといいですよね。つるの剛士、グラデーション、電大みたいなところをしっかり出せたらと考えています。それも阿吽の呼吸で自然にやれたらいいですね。
EBI“MACHURI”の手応えがあったから、2月のコラボレーションがあるわけで。また楽しいことができたらいいですね。
つるの電大さんという1つのバンドがあって、その中に自分が入ることで、電気のボルトが少し加わればいいなと思っています。僕は“つる”で、“26”がキーワードになっているので、ライブのタイトルにも26万ボルトを入れて、『電大260000V~電撃!神田明神 LIVE 2025』にして、少し電圧を上げられたらという気持ちを表しました。

川西今年7月の『MACHURI』はユニコーンサイドで主催して、ゲストとしてつるのくんに来てもらったわけですが、来年2月のステージは、逆につるのくんのところに僕らが行くものなんですね。あの時よりももっとセッションの度合いを深くしていきたいですよね。まだ曲も決まっていないし、リハーサルもやっていいないので、どんなものが生まれるのか、具体的なことはわかりませんが、おかしなことが起こったらいいですね。僕らが楽しむだけでなく、お客さんに喜んでもらえるものにしたい。4人の出す音が、4人それぞれの表情としてお客さんに伝わったらいいですね。
つるの自分がいちばん心配していたのは、今までユニコーンや電大さんを応援してくださっている皆さんに、自分が溶け込んで入っていけるかってことだったんですよ。それで、電大さんのツアー初日、9月30日の名古屋・CLUB UPSET のステージに、少しだけ出演させていただきました。ライブ当日、たまたま僕も名古屋にいたので、あの空気を感じなければいけないと思い、ギター1本持って、アンコールに参加させてもらったんですよ。その時、電大のファンの皆さんから温かいコメントをたくさんいただいたのが、とてもうれしくて。
──どのようなコメントだったのですか?
つるの「良かったよ」とか「楽しかったよ」とか。SNSにもメッセージをくださったんですね。それがとても大きかったです。僕の中での1つの関門じゃないですが、大きな一歩でした。
──つるのさんがアンコールで参加して、どう感じましたか?
手島本編でやった曲をアンコールでつるの剛士バージョンでお届けしたんですが、お客さんがみんな笑顔になっていましたね。その日でいちばん盛り上がったんじゃないかくらい。“これまで、お前ら寝ていたのか?”みたいな(笑)。

──笑顔になるっていいですよね。電大のライブは、観客全員をハッピーにするものなのではないですか。
手島ライブをやっていていつも思うのは、お客さんが笑顔でいてくれるのがいちばんだってことですね。この子たちは、日頃過ごしていて、こんなに笑うこと、あるのかなと思いますし、僕らもとても貴重な力をもらっていますね。つるのくんが出た時もとてもいい雰囲気でした。次に電大がつるのくんのところに行った時に、電大がどれだけ爆発できるのかが楽しみです。
──川西さんはいかがですか?
川西初日につるのくんが出てくれることになった時に、どこで出てもらうかが結構ポイントだなと思ったんですよ。いちばんおもしろいところで出てもらったら、バーンって盛り上がるかなって。“駆けつけてくれた感”も出たので、良かったですね。

EBIアンコールで出てもらったんですが、それまで2時間近く待ってもらって、申し訳なかったですけど。
手島いや、あれはつるのくんが、突然やって来たという設定だから(笑)。
EBIそれは演出で、みんなわかっていたと思う。そういう楽しいことを一緒にできたことが良かったですね。
つるの夏に逗子マリーナで一緒にステージをやらせていただいて、いろいろと感じたことがあったんですよ。電大さんの曲を自分のフィルターを通してやったらどうなるのか、もっとがっつりやってみたいなって。なので、来年2月のライブがとても楽しみです。電大ファンの皆さんにもそうですが、僕の歌を今まで聴いてくれてた人たちにも、新しい刺激を届けられたらいいですね。来年、自分が50歳になるので、人生の折り返しのタイミングで、自分の人生のルーツになっている方たちといいグルーヴで演奏できたら、こんなうれしいことはないですよね。
──『電大260000V~電撃!神田明神 LIVE 2025』を観に来る人へのコメントをいただけますか?
EBIつるのくんの大事な人生の節目のタイミングで、僕たちを呼んでくれたことは、とてもうれしいし、感謝しています。『MACHURI』からさらにパワーアップした姿をぜひ観に来てほしいです。
川西つるのくんのファンの人にも、電大のファンの人にも、つるのくんとも電大とも違う別モノとして楽しんでもらえたらいいですよね。それぞれのファンの間で交流が生まれたら、おもしろいんじゃないでしょうか。
──来年50歳を迎えるつるのさんに、すでにかなり前に50歳を過ぎた電大の皆さんから、50歳という年齢について、人生のアドバイスなど、お言葉をいただけますか?
川西僕は50歳になった時、とくに何も感じませんでした。昔の50歳と今の50歳って、全然違うと思うんですよ。
つるの確かに。だって川西さんみたいな65歳、いないですよ(笑)。
川西50歳からはさらに人生が楽しくなると思うので、大いに楽しんでほしいですね。若い頃って、自分の殻を作ってしまうことがあるじゃないですか。でも、その殻がだんだんなくなってきて、どうでもよくなってくるんですね。そうすると、いろんなことになんでもチャレンジできるだろうし、楽しいことがどんどん増えてくると思います。
──自分の50歳を振り返りつつ、つるのさんにアドバイスをいただくとしたら?
EBIいや、ユニコーンの“50祭”が大変すぎたので、当時は50歳をかみしめる余裕はまったくなかったんですよ(笑)。

手島ユニコーンの場合は、“いじる祭り”になっていたので、なかなか大変でした(笑)。
EBIつるのくんにアドバイスするとしたら、健康面に留意してくださいってことかな。僕の場合は、50歳の手前からちょっと体力面が落ちてきて、割と大変な時期に“50祭”を迎えたので、50歳を迎える前に、健康面、準備をしっかりしてください。
つるのはい。本当に健康は大切ですよね。
手島オレは川西さんと一緒で、50歳になっても何も変わらなかったんですよ。「55歳からガクッと来るので、注意してね」ということですね。
つるのはい、気を付けます(笑)。
──お話をうかがっていて、来年2月のライブがとても楽しみになりました。そしてその先にも、何か新たな展開を期待できそうですね。
手島今年夏の『MACHURI』があって、来年2月の神田明神のライブに繋がっているように、そこからまた、何かおもしろいことができないかと考えているところです。
川西2月のライブが終わったら、とりあえず、つるのくんとEBIちゃんと3人でツーリングもやろうという話もしています。
手島じゃあ、オレは後ろからハイゼットで続いていこうかな(笑)。

川西1回共演して、それで終わりということではなくて、そのことをきっかけとして、遊びでも音楽でもさらに深く交流していけるといいですね。
EBIタイミングもいいですし、縁もあるなと感じるので、この縁を大切にしていきたいですよね。
つるのありがとうございます。
手島電大とつるのくんが一緒にやるというのは、1個新しいものを作るということなんですよ。それって、エンジンの始動と一緒でもっとも力のいることなので、2月のライブもプレイヤーとしてはしっかり力を入れていきたいですね。バンドとしては楽しくやって、みんなに笑顔になってもらって、ということですね。つるのくんが50歳になることもあり、我々と一緒にやることが、ホップステップくらいになればいいかなと。
──そこから先に、ジャンプもあるわけですね。
つるのせっかくこうしてご一緒させていただくわけですから、先に繋がるステージにして、さらにそこからまた繋がっていけたらと思っています。

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