NABOWA(山本)×WUJA BIN BIN(ケイタイモ)×思い出野郎Aチーム(マコイチ)×YOUR SONG IS GOOD(JxJx)×志賀高原ビール(佐藤)が「苦節20年」志賀高原ビール20周年イベントに向け、ビール片手に語り合う

インタビュー | 2024.08.07 18:00

撮影協力/HATOS BAR
目黒区中目黒1-3-5 プリンスコーポ106 Tel:03-6452-4505

ビールフェスティバルと音楽フェスティバルの融合イベント『SNOW MONKEY BEER LIVE』(SMBL)を主催してきた志賀高原ビールが、9月1日(日)に渋谷 CLUB QUATTROでイベント『苦節20年(The 20 years of the Bitter Life)/志賀高原ビール20周年祭』を開催する。

志賀高原ビールの20周年を記念して行われるこのイベントに登場するバンドは、NABOWA、WUJA BIN BIN、思い出野郎Aチーム、YOUR SONG IS GOODの4組。「音楽とビールを、ただただ楽しむ」というSMBLのテーマそのままに、手間をかけて作られたクラフトビール、そして、個性と豊かさを共存させた音楽をゆったり楽しめるイベントになりそうだ。

イベント開催に先駆け、NOBAWAの山本啓、WUJA BIN BINのケイタイモ、思い出野郎Aチームの高橋一(マコイチ)、YOUR SONG IS GOODのサイトウ”JxJx”ジュン、そして、志賀高原ビールの佐藤栄吾による座談会をセッティング。志賀高原ビールの新作ビール「Morning Mist」「Session Hazy IPA」を飲みながら、SMBLの成り立ちやイベント“苦節20年”について語ってもらった。
──志賀高原ビールの20周年のタイミングで行われるイベントのタイトルは、『苦節20年(The 20 years of the Bitter Life)』。なぜ“苦節”なんですか?
佐藤栄吾(志賀高原ビール) [以下、佐藤]“苦い人生”が志賀高原ビールのキャッチフレーズなんですよ。自家栽培のホップを効かせた苦味のあるビールがウチの看板で、“苦い人生”をプリントしたTシャツも作ったくらいなので(笑)。ちょうど20年の節目となるので、“苦節”がいいのかなと。ビール屋の20周年のイベントにこんなにすごいバンドの皆さんが出てくれるなんて、めちゃくちゃ恐縮してます。
ケイタイモいえいえ(笑)。僕らも志賀高原のイベント(SNOW MONKEY BEER LIVE)でお世話になって。
佐藤(SMBLも)まさかこんなにすごい音楽イベントになるとは思ってなかったんですよ。「ただビールのイベントだけをやってもお客さんは来てくれないよね」みたいな話をしているうちに、いろんな繋がりでバンドやアーティストの皆さんが出てくれることになって。初年度は2012年なんですけど、NOBOWAは最初から出てくれたんですよ。
山本啓[以下、山本]めっちゃ好きなイベントです。途中から出演者はビール飲み放題になって。

佐藤栄吾(志賀高原ビール)

ケイタイモ

山本啓

佐藤そうですね(笑)。ユアソンのモーリス[吉澤成友(ヨシザワ”モーリス”マサトモ)]さんもTHE DEKITSで出てくれました。
サイトウ”JxJx”ジュン[以下、JxJx]モーリスから「めちゃくちゃヤバいイベントだ」という話は聞いてました(笑)。
佐藤結局2012年から2019年まで続けて、2020年はコロナで中止になったんです。そこで一区切りつけようと思ったんですけど、みなさんに「次はいつですか?」と言っていただいて。去年の9月に山口隆弘さん(TKHRNIW)の20周年にフィーチャーしてもらって、渋谷CLUB QUATTOROに呼んでいただいたんです。そこでも「次は?」と詰められて(笑)、今年も同じ会場でイベントを開催することになりました。
──NABOWA、WUJA BIN BIN、思い出野郎AチームはSMBLに出演したことがあって。イベントの印象は?
高橋一(マコイチ)[以下、マコイチ]とにかくお客さんのテンションがいい感じで。サウンドチェックでドラムのキックが鳴っただけで、拍手してくれるんですよ(笑)。
JxJx美味いビール飲んでるからだね(笑)。

JxJx

ケイタイモそうなんだよね(笑)。クラフトビールって、ビールの消費量全体の1%くらいらしいんですよ。志賀高原ビール以外のブルワーの方も参加しているんですけど、一緒になってクラフトビールを盛り上げようとしているのが美しいなと思って。そんなイベントに参加できたこともすごくいい経験になってます。
山本NABOWAは初年度からずっと出させてもらって。打ち上げもすごく楽しんですよ。毎晩、朝まで飲んでる(笑)。
佐藤ブルワー同士も仲がいいですからね。クラフトビール自体のシェアが小さいので、みんなで業界を盛り上げようという気持ちがあるといいますか。音楽と同じで、作ってるビールそれぞれスタイルも違うし、「ウチはこうやってるよ」と情報もどんどん開示してミュージシャンの方々と話してると、「クラフトビールの業界と似てるな」と思う部分がけっこうあるんですよね。
マコイチインディーズのバンドみたいな感じなのかも。
佐藤そうですね。SMBLでアナログレコードを作らせてもらったこともあって(V.A.『SNOW MONKEY BEER LIVE 2021』/2021年3月)。NABOWA、思い出野郎Aチーム、THE DEKITSなどが参加してくださったんですが、半分以上が新録の音源だったんです。ビールと一緒に販売させてもらったんですが、めちゃくちゃありがたかったです。あと、思い出野郎Aチームのみなさんが中心となって、イベント支援のためのクラウドファンディングを立ち上げてくれて。

※LPには、NABOWA|passage of time (feat. サッコン & NAGAN SERVER)、jizue|sugar、オオヤユウスケ(Polaris)|blau、NABOWA|bitter lifeも収録。

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マコイチ自分たちが出演する予定で、延期や中止になったフェスやイベントへの支援を募らせてもらったんです。

高橋一(マコイチ)

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