横森今回の謎はめちゃくちゃ難しかったと思うんですけど、すごいひらめきの力があってクリアしていただけたと思うんで、本当におめでとうございます!
4人ありがとうございます。
──まずは自己紹介とともに『古手梨花暗殺計画』をクリアしてみての感想をお願いします。
寺坂最初はタイトルを見て、私の推しの梨花ちゃんになんてことをするんだと思ってたんですけど(笑)、最後は涙が出てくるぐらい感動があって。謎解きの面白さと“ひぐらし”ファンとしては特殊部隊としてひぐらしの仲間、一員になれた気持ちになれてすごい楽しかったです。
横森ありがとうございます。このゲームを通して、60分間のなかでプレーヤーがいつの間にか“ひぐらし”の仲間となるという心境の変化があってくれたら嬉しいなと思っていたので、そこが届いててめちゃくちゃ嬉しいです。
渚今回は難しかったからこそ、チームプレイがすごく大事だなと痛感しました。そこも“ひぐらし”とリンクしてるのかなと思いましたね。あと、ちょこちょこ“ひぐらし”ファンを喜ばせてくれる小ネタが出てきたところもよかったです。
横森小ネタに気づいて頂いたのはめちゃくちゃ嬉しいです。本当はもっとそこを膨らませるエピソードもあったんですけど、長くなっちゃうので削ったんです。
小熊昔から“ひぐらし” のアニメが大好きだったので、実行部屋に入ったときはアニメの世界に自分がいるような気持ちになったり。みんなで解いてるときは“ひぐらし”の部活のメンバーになってるような気分だったので、ファンとしてはとても幸せでした。
横森ありがとうございます。実行部屋のところは、小さいスペースなんですけど、なるべく“ひぐらし”の世界観を作りたいなと思って。習字が出てくるところはアニメのセリフを書いたりしてました。そこも楽しんでもらえて嬉しいです。
神崎私も“ひぐらし”は大好きなんですけど、謎解きはやったことがなかったから不安だったんです。でも、みんなに引っ張ってもらって、自分ができる謎を解いて、最後までクリアできたときはすごい達成感がありました。実行部屋で丸太の木を足にぶつけられたのには驚きましたけど(笑)。本当のに楽しくて1時間がアッという間で、もっともっとやりたいなと思いました。
横森初めてだったんですね。これは謎解きゲームのなかでも超難問なので、1回目でクリアというのは謎解きの才能があると思うので。これからもいろいろ挑戦して下さい。
──まず基本的な質問なんですが、“謎解きゲーム”の魅力とは?
横森1人じゃなくて仲間と一緒に謎を解くことです。自分がひらめかなくても、味方の誰かがひらめいてくれれば先に進める。みんなで協力して、チームワークで誰かがひらめいたらそれを連続させていく。そこが謎解きゲームの魅力かなと思います。
寺坂確かに! 自分がひらめかなくても他の人がひらめいて、「こうだ」って1つ解けたら「じゃあ、これはこうだ」って連続して解けていくから。そのテンポ感が気持ちいいんですよね。
横森今回クリアできたのは、そのテンポ感がよかったからだと思うんです。1回つまっちゃうとそれが出づらくなるんです。クリアするためにはそれを連鎖して起こしていかないといけないんで、そこはチームワークとひらめき力なんですよね。
──チームプレイでやるからこそ、その連鎖も起きやすい訳ですか?
横森そうですね。1人でやってるとつまってしまったとき、ヒントを見ないと先に進めなくなってしまうんですけど。誰かがいるとみんな考えることが違うんで、気づくポイントが異なるから他の人のひらめきで前に進めたりするんですよね。
──今回、そのひらめきのスピードを重視するあまり、4人のテーブルの上は散乱しまくってたんですが。
横森よだかレコードの謎解きは、物の量が多いのが特徴なんですよ。普通の謎解きゲームの1.2〜1.5倍くらいあるんですね。なので、初めての方はその情報整理ができなくてクリアできなかったりするんですけど。今回はそこを上手くさばいて頂いたからこそ、クリアできたんだと思います。
寺坂でも、1回シールをなくしたんですよ。私たち(笑)。「ない、ない」ってテーブルの上を探してたら、自分の足元に落ちてて。
渚謎ではなくて、なくし物でつまずきました(笑)。
横森謎解きゲームにおいては机の上のアイテムの“整理整頓”もすごく大事で。手の空いてる人がアイテムを整理するとか。
寺坂そこも、チームワークでやっていくといいんですね?
横森そうです、そうです。謎解きゲームの場合は謎を解くだけではなくて「いまやることないから机の上を片付けておくよ」という心がけがあると、その人が片付けをしながら見た情報が「こういうのがあったよ」っていうものになって。その人のお陰で謎をクリアできたりというのはよくあるんです。