2018年の音楽シーンを代表する楽曲となった「U.S.A.」で見事なカムバックを果たしたDA PUMP。今年3月にリリースされた「桜」もヒットするなど、さらに勢いを増しているDA PUMPが日本武道館(6月13日、14日)、大阪城ホール(7月7日)で「LIVE DA PUMP 2019」を開催!「U.S.A.」「桜」の手ごたえとグループの現状、そして「LIVE DA PUMP 2019」について、7名のメンバー全員に語ってもらった。
──2018年を代表する楽曲となった「U.S.A.」に続き、ニューシングル「桜」もヒット。みなさんの手ごたえはどうですか?
KIMI季節にも合っていましたし、いいタイミングで届けられたのかなと。『U.S.A.』では“いいねダンス”をみなさんにやっていただけたんですが、『桜』では“サクラフィンガー”を一緒に踊っていただいて。広い年齢層の方に支持していただけたのは良かったと思います。
ISSA…全部しゃべっちゃったね。
全員ハハハハハ!
ISSA(笑)“手ごたえ”はあまり考えないんですよ。『U.S.A.』もそうだったんですけど、その楽曲をどう表現するか? ということに集中しているので。『U.S.A.』をたくさんの方に受け入れてもらったことはすごく嬉しいですが、そのことでプレッシャーを感じることはなくて。『桜』はまた1から作り上げて、それを提示させてもらっているということですね。もちろん、『U.S.A.』のヒットがなかったら、こういうチャンスはもらえなかったと思うし、そのことに対する感謝もあって。
KENZO『U.S.A.』とは違った表現を見せられたかなという実感はありますね。“DA PUMPっていろんな表現を持っているグループなんだな”と感じてもらえたと思うし、これからも“新しいDA PUMP”をどんどん出していけたらなと。
U-YEAHこれまではなかったことなんですが、(『桜』のタイミングでは)リリース前から歌番組に呼んでいただいて、いい時間帯で歌わせてもらって。特効の桜吹雪の量もすごくて、これも自分たちに対する期待の表れなんだと思うし、すごく嬉しいですね。
DAICHI『桜』はメロディも歌詞もすごくキレイで、しかもダンサブルで。いいところが凝縮された楽曲だなと思いますね。
TOMOリリースイベントもやらせてもらってるんですが、最初からお客さんがすごく反応してくれて。KIMIが言ってた“サクラダンス”も、その場で軽くレクチャーすると、すぐに踊ってくれるんですよ。『U.S.A.』のときと同じような一体感があるんですよね。
YORI『U.S.A.』との対比もしっかりできているし、みなさんに“こんな曲もあるんだな”と思ってもらえてるんじゃないかなって。
──なるほど。DA PUMPのパフォーマンスに対する注目度も上がっていますが、ステージに上がるときの意識に変化はありますか?
YORI基本的には変わらないですね。注目していただけるのはもちろん嬉しいですが、全力でステージに臨むのは同じですから。
U-YEAH僕も同じです。会場の大きい、小さいは関係なく、どこでもいいライブをやることだけを考えているので。
ISSAいろいろな機会を与えてもらえるのは嬉しいですし、やれることが増えているのも本当にありがたくて。ひとつひとつの点がようやく線になりつつあるし、いまはその途中なんだと思います。“次はもっといいライブをやろう”と常に考えて、挑んで。それを続けることが自分たちらしさなのかな、と。
──これまでの活動がつながってきたということですね。
ISSAそうですね。この数年間、みんなで苦労してきて、それがやっと実ってきて。いい花を咲かせ続けられるようにしたいので。
KENZOワンマンライブでも番組の収録でもリリースイベントでもそうなんですが、ステージに立ったとき、“パフォーマンスをするために生きてきたんだな”と感じることが多いんです。そのせいか、絶対に満足できないんですよね。当日は“今日のライブはよかった”と思えるんだけど、次の日になると課題が見えてきて、それをクリアするために各々ががんばって。変化ではなくて、進化していくイメージですね。
KIMI物事を慎重に考えるようになりましたね、個人的には。以前はがむしゃらにやってたんですが、こうやって注目してもらえるようになってからはプレッシャーを感じることも増えたし、そのぶん、冷静に判断しないといけない場面もあって。ステージに立って、“ここがダメだった”という課題があって、それを解消するために練習して。その反復でしかないんですけどね、結局。もちろん楽しいですし、集中力も上がってると思いますが、ステージに立つためにやるべきことがあるので……自分をコントロールするのが大変ですね(笑)。
DAICHI単独ライブ、フリーライブ、テレビの収録などによって求められるものも変わってくるし、それにどう応えるか? ということかなと思っています。こちらからも、もっといろんな提示ができるようになりたいですね。
TOMOうん。やってること自体は変わらないけど、その日の現場によって、少しずつ違っていて。“この場所だったら、どういうパフォーマンスをするべきか”“このアングルだったら”という感じで、その場を楽しみながら、“どう料理するか?”を考えているというか。ステージングも見せ方も、勉強できることが多いです。特にDA PUMPは、全員で意見を出し合ってライブを作ってますからね。