SHOW-YAと土屋アンナによるガチバトル!
刺激的なライヴイベント「NAONのBATTLE〜Vol.Ⅱ」が10月19日(金)Shibuya O-WESTで行なわれた。
SHOW-YAは今年の春に22年ぶりのオリジナル・アルバム『GENUINE DAIAMOND』を発表し、Vo.寺田恵子、Key.中村美紀、Dr.角田mittan美喜、Ba.仙波さとみ、Gt.五十嵐sun-go美貴のオリジナルメンバー5人で完全復活!彼女たちが来春開催する“NAONのYAON”(SHOW-YAが主宰し、今や伝説となっている女だけの野外ロックライヴ)に向けて新たに行なっている挑戦が、この世代を超えた女同士のライヴバトルだ。
オープニングアクトは、元サッカー選手という経歴を持つ石田ミホコが男前(?)でパンチのある歌声を響かせ、続いてフェミニンなワンピースにハードなライダースを組み合わせたスタイルで土屋アンナが登場すると、ロックボーカリスト然とした華のある存在感に観客も釘付けに。
オルタナティブで美しいメロディのナンバーを全力で歌いきる姿に歓声が上がり、セックス・ピストルズのカバー「アナーキー・イン・ザ・UK」ではコール&レスポンスが!「SHOW-YAさん、呼んでくれてありがとう!この話、聞いたときはマジで!?と思った」と嬉しそうに話し、「アンナ、かわいい!」という客席からの声に「かわいくないわよ!」とテレる場面も。『仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!』の主題歌「Voyagers」も披露し、最後はファンから差し入れのビールを受け取り、「SHOW-YAさんには内緒ね」と悪戯っぽい笑顔でステージを去った。
そして、メタルクイーンの名を欲しいままにしたSHOW-YAがついにステージに!
寺田と五十嵐が絡む「OUT OF LIMITS」で派手に幕を明け、本編では最新アルバムの楽曲を中心に1989年の大ヒット曲「私は嵐」も披露。その官能的でアグレッシブなステージングに目と耳を奪われた。
五十嵐、中村、仙波、角田の息のピッタリ合ったハードで小気味いいバンドサウンド、胸元の薔薇のタトゥーが似合いすぎるほど似合う寺田の女豹のようにセクシャルなパフォーマンス。激しさと包容力を合わせ持ったSHOW-YAのライヴは今なお衝撃的だ。
寺田が「みんなカッコいいね。今日は何かすごく男前な…」と出演者に触れると「姐さんもね!!」という声が飛び、途中で「化粧落ちてる?だいじょうぶ?」と仙波のほうに寄っていって確認したり。カッコいい女性ボーカリストは同時にかわいくもあるということを改めて確認したバトルナイトでもあった。
アンコールではテッパン曲「限界LOVERS」で大いに盛り上がり、最後は、土屋アンナと石田ミホコがステージに呼びこまれ、「本邦初公開!レディー・ガガやります!」と大ヒット曲「BAD ROMANCE」をPVでおなじみの振りも混じえて全員でカバー!曲後半で「ドリフのズンドコ節」の振りになるお茶目な展開も飛び出した。
集まった全員を興奮させた一夜。「NAONのYAON」がますます楽しみになってきた!
INFORMATION
「GENUINE DIAMOND」
(マスターワークス)
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SHOW-YA オフィシャルサイト
SHOW-YA(2012.11月 Live Report)