──6月9日は、ソロ15周年として、ライブでは何か特別なことを考えていますか?
内容自体はこれから考えるんですけど、新曲をどういう形でやるかとか。あとは15周年にちなんだ、プレミアムな作品だったり、ベスト的なことだったり、何かパッケージを作れたらいいなぁとは思ってるんですよ。それでまたアメリカに戻って、新しい体制を整えようかと。ライブとしては、15周年なので、今までのキャリアの中で、美味しいところをいっぱいベスト的に出していきたいというのは思っています。その中でも、どこにフォーカスしてやろうかなぁと考えているところですね。
──ソロ15周年のライブのメンバーは?
ドラムはSATOKOで、ベースに大神田智彦。前回と同じメンバーをあえて起用しています。連続して同じメンバーでやって、今回で3回目なんですよ。チームワークもフィーリングも合うし。リズム隊としては二人とも一流の現場で引っ張りだこの二人だけど、タイプも全然違うんですよ。もともと、この二人を会わせたかったという思いが僕の中であったんだよね。はじめよりは二回目の方がよくなってるし、どんどんよくなってるから、今年はさらに期待。キーボードレスだから、ギターがよりアグレッシブなサウンドで、よりギターを深く聞かせられるような3ピースの演奏になるんじゃないかと思いますね。それぞれの演奏も聴きやすいだろうし。
──DAITAのライブといえば、光の演出も楽しみでもありますが。
昨年の10月にリリースしたDVDを見てもらうとわかるんですけど、去年は今まであまり使われてないシステムを実験したいと言われて、かなりすごいんですよ。なぜか、いつもうちの現場がお試しで使われるんですよね。だから、映像にしてもすごく綺麗でしたけど。光と音のスペクタクルですから(笑)。
──演奏をしっかり聞かせるようなライブで、ここまでの光の演出は、なかなか見たことないですよ。
僕も見たことないです。海外のインストのアーティストを見てもやってないですもん。演出上作り上げてるものというのはあるけど。そういうことは無しで、光だけで個性を出してくれるというのはあまりないですよね。今は映像も使わないし、純粋に光と音で楽しめる。
──そもそも「俺」が強いから、光の演出が派手でも負けないですしね。
音でそれぞれを伝えるという目的はあるからね。言葉がある音楽が主流だけど、ジャズとか、クラシックとか、言葉がない歌がない音楽もいっぱいあるわけで。そういうものに触れ合ってもらえる機会が日本人の皆さんにももっとあってもいいと思うんですよね。だけど、そういうことをやれるマーケットもないし、知られることが少ない。知ってもらえれば、“こんなものもあるのか!”って、なってくるとは思うんですけどね。もっと裾野を広げていきたいですよね。
PRESENT
直筆サイン入りポスターを2名様に!
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