非日常をどれだけ具現化できるか、どれだけ踊って楽しめるかっていうのがDracoVirgoのライヴの魅力
──mACKAz作曲の「“KALMA”」は、どんなイメージで作ったの?
mACKAzバンドサウンドというよりは、“ロックバンドが4つ打ちの曲をやりました”みたいな曲を作りたくて。デモの段階では意図的に生楽器は入れず打ち込みで、ギターも一瞬しか出てこないんで、そこは俺が弾いてるんですけど。ふたりに聴かせたら、MAAKIIIから、ちょっと中東っぽいイメージを入れたいっていうリクエストがきて。
MAAKIIIすごくイメージが湧いてきたんです。呼ばれたというか、このイメージが湧く瞬間こそが、曲が生まれる瞬間だったりして。ふたりの曲にはそれがすごく強くあるんですよね。この曲もそのイメージが湧いたところから一気に固まっていきました。
mACKAzそこからシタールやガムランを入れて完成させていったんです。
SASSY今作は「ABRACADABRA」も中近東寄りのイメージだし、すごくバランスがいいんじゃないかなと思いますね。
mACKAzそう。シングルというひとつの作品の中では、本当にバランスがいいです。
──9月19日にはShibuya WWWでのライヴも控えているけど、最初にDracoVirgoがワンマンライヴをやった場所でもあるよね。
MAAKIIIそうなんです。だからすごく思い出の場所でもあって。
──ランタンが飾り付けられた、幻想世界と現実世界が交差する、とても不思議な空間だった。今回のライヴは?
MAAKIII手作り感のある、温かいライヴにしていけたらいいなと思ってます。
SASSY俺自身、ドラムを叩く時しか弾けられないし、MAAKIIIの中のスピリチュアルもこういうワンマンライヴでよりディープに伝えられたりすると思うので。それぞれ3人とも不器用な人間だと思うんですけど、DracoVirgoのワンマンライヴという場所で表現することで、大きく爆発させられたらいいなと思います。
MAAKIII“こんな不器用な私たちでも、こんなにみんなで一緒に楽しくハジけられちゃうんだよ!っていうところを見せていけたらと。そういうところからも、来てくれた人たちが勇気をもらってくれたら嬉しいです。
mACKAz非日常をライヴでどれだけ具現化できるかっていうところと、その中でみんながどれだけ踊って楽しめるかっていうのが、DracoVirgoのライヴの魅力だと思うので、そんなライヴが出来たらいいなと思いますね。
SASSY自分たち的にもすごく楽しみにしてるので、ぜひ来てもらえたらと!
MAAKIIIリアルとスピリチュアルの間にね。
mACKAz待ってます!