──まずは、ツアーを振り返ってもらおうかと思います。10月21日(日)の東京国際フォーラム公演を観させてもらいましたが、すごく楽しそうだったね。振り返ってみてどう?
芹奈毎回ツアーってあっという間に終わるんですけど、今年はより早く感じてて。いつも国際フォーラムは最後にやるイメージだから、ファイナルでやる東京公演と中盤あたりでやる東京公演は印象が全然違って面白かったです。今回ツアーをやっててそれを発見しました。
──わかる。でもライブ自体がすごく早かった。短いわけじゃないけど、早く感じたよね。
芹奈割と今回のライブは結構スピード感があるかもなって思ってますね。
──MCでも、“はやーい!”って言ってたもんね。manakaはどう?
manaka今回もはっきりメンバーの個性が目立つポイントが詰まってるなっていうのをやっているうちに“ここの時にこのメンバー輝いてるな”っていうのとか、気づけることが多くて、いつもと違う手ごたえもあって。すごく学びがあるツアーだったなって思ってます。
──いつもと違う手応えってなんだと思う?
manaka歌とかみんな更に個々に持ってる声を生かして、より曲をすごくよくしてるんだなって感じますね、ツアーで。
──なるほどね。MAYUは?
MAYU今回、ライブの客席を見ると、初めて見る方が多くて。
──そんなところまでわかるんだ!
MAYUあ、いつも来てくださってるなってファンの方はわかるんですけど、今回、ほとんど前の方の席の方とかが初めて見る方で、実際に聞いて見ると初めて来てくれた方が多くて。でも、初めてなのに、初めてだと思えないぐらい一緒に盛り上げて楽しんでくれてるので、これを機にリトグリの音楽を好きになってもっとライブに来てくれたら嬉しいなって思いましたし、いつもワンマンライブは楽しいですけど、今回は特に楽しめてやれてるなっていう実感が個人的にあるので、その分ライブが早く感じるのかなって思いながら、毎回ライブをしています。
──なるほどね。アサヒは?
アサヒ今回は初めて行く場所もたくさんあって、その地域によって反応も全然違いますし、全箇所ソールドアウトしたのもすごく嬉しかったです。今回はアカペラもいつもと違う感じでやったらお客さんもすごく喜んでくれてて、すごく嬉しかったです。
──早かったな~とか、流れ的にいつもと違う感じだったのかなとかあった?
アサヒ一人一人がメインになるところがあったから、そういうところでもお客さんの反応が見えて、嬉しかったです。
──かれんはどう?
かれん今回はセットリストを作るのが0からのスタートで、メンバーとスタッフさんと話し合って決めたライブだったので、いつも来てくれる人はもちろん、初めて来てくれる人でも楽しんでいただけるようなライブにしたいなって思って。懐かしい曲もあったりするので、結構みなさん喜んでくれたりもしてますし、いつもとは違うリトグリを見せられてるなとは思います。
お客さんがどういうのを聴きたいのかなっていうのを第一に考えました(芹奈)
──みんな自分たちでセットリスト作りたいっていうのは自分たちから言ったの?
芹奈一緒に話し合いながら、こういうのにしたいですってなって、0から一緒に作り上げていった感じです。
──誰がどういう傾向にあったとかは?
芹奈全然合わせてはないんですけど、割とみんなやりたいことは一緒でした。いつものツアーってアルバムを引っさげてとかだったりするんで、アルバムの中から楽曲を選んでやってたりしたんですけど、今回のツアーはそういうのがなかったので、割と自由に、お客さんがどういうのを聴きたいのかなっていうのを第一に考えました。
──そういうのってどうやってリサーチするの?
芹奈ライブでの反応だったりとか、あと、こういうの求めてそうだなとか、好きかなみたいな(笑)。お客さんを想像しながら考えましたね。
自分たちの武器であるアカペラを見せれたらいいよね(かれん)
──この曲は誰かが絶対やりたいとかはあったりしたの?
MAYUアカペラを絶対やろうっていうのはありました。
──それはみんな?
MAYUみんなですね。
──やりたいことが一緒っていうのはそれでもあったんだ。
manakaアカペラも結構直前まで変わったりしたよね。
かれんうん。めっちゃ試行錯誤してね。曲とかアレンジとかをすごい何回も変えて、もっとこうしたいとか。
──なるほどね。今回ダンスもよりキレキレな感じがしたんだけど、そこらへんは?
芹奈前回のツアーは割としなやかなダンスだったから、それに比べるとだいぶHIPHOP寄りというか、バキバキ、シャキシャキ動いてるのかなって感じですね。
──それは、こういう見せ方をしたいっていうのがあったから?曲がそうだったから?
かれんそれもありますし、ライブの中の位置を考えて、コーナーというか一つの見せ方として、曲をより良くするために振りをつけたというか。かっこよく決めるときは決めますみたいな感じですかね。
リトグリ応援しててよかったなって思えるようなライブになればいいな(manaka)
──なるほどね。台湾公演もやったりとかして、武道館はどうしてもどうしても行きたい場所であって、去年やって次は2dayってなると、どんなことやりたいですか?
芹奈本当に、私たち武道館が好きなんです。あのときのことを思い出すと本当に楽しくて、すっごい気持ちよく歌えたし、お客さんとの距離もすごく近いからそれを考えるとまたあそこでできるんだって今からすごいゾクゾクします。しかも2daysって、ほんとありがたいことなので。
──1回目の武道館とちょっと違うことしたいなって、全然まだ決まってないとは思うけど、このツアーをやってみて、このツアーをやったからこそこんなことやりたいなってのはある?
manakaタイトル『Calling Over!!!!!』も“Calling”を超えていくっていう意味合いにも捉えられるようなものになってるので、2days来てくださるお客さんがリトグリ応援しててよかったなって思えるようなライブになればいいなって思ってます。
武道館は、ツアーの延長線でもありながら、また新しい始まりでもあるのかな(MAYU)
──2dayとかだと配分ってどうなの?同じ場所での2daysだとちょっと落ち着けるとかあったりする?
芹奈結構落ち着いてライブができるのかもしれない。同じ場所だし。
──なんとなく感覚がつかめる感じかな。10月23日(火)24日(水)の大阪・フェスティバルホールでの2days公演とかどうだった?
かれん1日目と2日目でお客さんの反応とか全然違う!
──そうなの?同じ場所でも?
かれんはい。なので、2日とも違う楽しみ方でできますね。
──アサヒは同じ場所での2dayはまた特別?
アサヒそうですね~。でも、1日目は本当にドキドキでいっぱいです。
──そっかそっか。芹奈は?
芹奈お客さんの反応が全然違うから新鮮ですね。
──そうなんだね。じゃ、全然違う人達が来てるってこと?
芹奈たぶんそうかな?
かれん1日目も来てくれてた人はいたけど、違う人達も結構いたかも。
芹奈私、2daysだからってあまり気を張らないタイプで、なんかそこらへんの気持ちはないかも。“2dayどう?”って言われてもいつも通りかな。
──そこに意識はあんまりないんだね。MAYUは?
MAYU2daysってなると2日間同じ場所でやるから謎に愛着は湧いてきます。なんかちょっとホーム感が湧いてきて、安心してライブできるかなって思いますかね。
──昨日のところにただいまっていうね。
芹奈荷物置いていけるからね!
──そういうことか(笑)。manakaは?
manakaみんなと同じく、1日目と2日目と同じ場所で同じセットリストでも、空気感は違うので、どっちも楽しんでやれたらなとは思ってます。
リトグリにとっての武道館はすごく大切なので、リトグリの歴史を刻んで行けたらなって思います。(アサヒ)
──なるほどね。MAYUは武道館への思いは?
MAYUそうですね~、1月にアルバムが出るので、まだ何も始まってないですけど、きっとその曲も入ってくるだろうし、Calling!!!!!のツアーの延長線でもありながら、また新しい始まりでもあるのかなって思います。去年の武道館がすごくよかったって言ってもらえることが多かったので、その武道館公演を更に上回れたらなって思いますね、2daysありますし。でも、気を張りすぎずに楽しむのが一番かなって思います。
──前回の武道館はセットも覚えてるよ。
芹奈前回の武道館から2年ぶりになるんですけど、2年前と今とでは、本当にガラリと違うと思います。
──そっか。今まで年を重ねてきた中での一番の変化だったかもしれないね。自信的な変化もあるだろうしね。
アサヒリトグリにとっての武道館はすごく大切なので、リトグリの歴史を刻んで行けたらなって思います。
かれんみんなも言ってるように、武道館は私たちにとってすごい大切な場所だし、特別な思いがある場所なので、こうしてまたやらせてもらえるのはとても嬉しいですし、今回のツアーはありがたいことにソールドアウトだから、今回行けなかったって方もたくさんいると思うので、武道館だけを観る人もいると思いますし、ツアーを観て武道館を観る人もいると思うんですけど、今回のツアーよりさらに進化したライブを観せれたらいいなとは思いますね。年明け早々の公演なので、みんなに楽しい思いで帰ってもらえたらいいなって思ってます。
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