編集部:CHiCOさん、影響を受けた漫画がありましたら教えてください。
『銀魂』(空知英秋/集英社)
中学生の頃にアニメはずっと見ていたんですけど、友達に『原作も面白いから読んでみなよ』って勧められて読むようになりました。普通の漫画よりも文字が二倍くらい多いので、最初は大変だなって思ってたんですけど、読み進むにつれ、自分の中でテンポができてきて。アニメを見てたから、声優さんの声で脳内再生されやすかったんですよね。結果、めちゃめちゃハマりました。ギャグとシリアスの色味が全然違うのが魅力だなと思います。あと、キャラクターが一人一人が濃いですよね。サブのキャラクターでさえ、活躍する回があるし、脇役キャラにも愛のある作品だなって思います。
個人的には、男の子キャラだと山崎退、女性キャラだと月詠が好きです。山崎はザ・脇役! あんぱんの回で心惹かれてしまったんですよね。いじられキャラなんですけど、そこが良くて。ついつい応援したくなりますね。女の子は強い女の子が好きなんです。月詠はツンデレというか、お酒を飲むとなかなかの暴力女子になるっていうギャップが面白くて惹かれますね。
個人的には、男の子キャラだと山崎退、女性キャラだと月詠が好きです。山崎はザ・脇役! あんぱんの回で心惹かれてしまったんですよね。いじられキャラなんですけど、そこが良くて。ついつい応援したくなりますね。女の子は強い女の子が好きなんです。月詠はツンデレというか、お酒を飲むとなかなかの暴力女子になるっていうギャップが面白くて惹かれますね。
『鋼の錬金術師』(荒川弘/スクウェア・エニックス)
何と言っても兄弟愛ですよね。最初はアニメから入ったんです。劇場版の1作目『シャンバラを征く者』をお正月の夜中にテレビで見て、すぐにハマりました。連載していた『少年ガンガン』を毎月、買ようになり、単行本も新刊が出たらすぐに買っていました。言い回しが難しいところもたくさんあるんですけど、エドとアルを囲む周りの人たちの温かさがあって。敵のキャラクターも、ただただエドたちを倒しにいくわけではなくて、人間への憧れとか、どうしても抗えない悔しさとかを感じさせるんです。そして、なんと言っても、荒川さんの書くマッチョの肉体美が好きです(笑)。ギャグも面白いですし、チビっていう言葉になんでも反応しちゃうエドのリアクションも好きだし、とにかく全部が好きです。推しは、強い女性が好きなので、リザですね。男性キャラ……ハボックかな。ハボックは負傷するシーンでだんだんイケメンになるんですよね。でも、みんな、それぞれにカッコいいシーンが絶対にあるので、コロコロ変わってる気がします。そんな中でも、リザ・ホークアイ中尉だけはずっと変わらずに好きです。
『NARUTO-ナルト-』(岸本斉史/集英社)
アニメの放送がスタートした小学生の頃からずっと見ていました。父にお願いして、単行本をちょっとずつ集めていきました。最初は、『サスケ、かっこいい!』『サクラ可愛い』っていう感じで読んでたんですけど、だんだんと作品の真相に近づいてきて。ナルトに対するミナトの家族愛とか、サスケのうちは一族の兄弟愛とか、師弟愛とか、いろんな愛があるんですよね。そして、なんと言っても、落ちこぼれや化け物だって言われていたナルトが一生懸命に火影を目指すっていう姿がカッコ良くて。オーディションに落ちたときとか、毎回、ナルトの<自分の言葉は曲げない。これが俺の忍道だ!>っていうセリフを思い浮かべながら、わたしも頑張る!って思ってました。
──少年漫画ばかりですよね?
少女漫画も読んでたんですけど、小学生の頃から歌手になりたいっていう夢があったから、自分の進むべき道に向かってひたすら頑張る姿に惹かれることが多かったのかもしれないですね。銀ちゃんもエド&アルもナルトもみんな、自分の生き様とか夢があって、その信念を持って突き進む姿勢に勇気付けられてきたなって思います。
──胸キュンの恋愛要素はなくていい?
恋愛要素はたまにあるからいいんですよ。鋼の錬金術師なら、上司と部下であるロイとリザの間に、ちょっとした男と女の関係が一瞬だけ垣間見えたりとか。そういう、たま〜に見えるラブストーリーにとても興奮します(笑)
編集部:CHiCOさんの漫画トークを聞いていたら、私も全巻通して読みたくなりました!
ありがとうございました!
ありがとうございました!