私の地元は愛知県稲沢市なんですけれども。毎年2月には“国府宮はだか祭”(日本三大奇祭の一つ)というものが開催されてまして。はだか祭は、白いふんどしに足袋をはいた何1000人もの男たちが集まって、寒空の下でうわ〜ってもみくちゃになりながら神男に触ると厄払いになるという全国でも有名な行事なんですけど。
当日、地元の学校はお休みになるんですよ。男の子たちはみんな、ふんどし姿になってこのお祭りに出なきゃいけないから。
私は窓から覗いて見ることが多いんですけど、そのはだか祭では“大鏡餅”という本当に大きな鏡餅を奉納する儀式があって、そのお餅を私はついてました。
開催日前に、この大鏡餅を作るためのイベントがありまして。みんながいろんな場所に分かれて何回も何回もお餅を延々について、そのお餅をかき集めて最後に4トンぐらいある大きな鏡餅にするんです。餅つきは手作業で、そのお餅を集めて最後に鏡餅にするときはクレーンを使ってのせてました。
奉納した後の鏡餅は小さく切って各家庭に配られて、それを食べた人は1年間無病息災といわれていました。
地元にいる頃、このイベントで毎年お餅をついてたことが関係あるのかどうかは分からないですけど、私、お餅は大好物なんですよ。なので、お正月とかは調子にのって食べ過ぎないように本当に気をつけながら食べてます。
お餅は砂糖醤油で食べるのが一番好きですね。甘じょっぱいものが大好きなので。
ASCAが語る、ふるさと稲沢市の思い出
スペシャル | 2021.10.07 18:00
編集部:ASCAさんのふるさとの思い出といえば?
(プチ情報)ASCAさんの実家のお餅は、丸い餅と四角のお餅の両方です。