さて、栄えある第一回目はこちらです!
神田明神ホール JR御茶ノ水駅・秋葉原駅・東京メトロ御茶ノ水駅・秋葉原駅・新御茶ノ水駅・末広町駅から徒歩5分~7分、2018年12月15日にオープンしたばかりのこの会場、名前のとおり、神田明神(通称。正式名称は神田神社)の中にあります。 730年創建、1309年に平将門が祀られたことで歴史好きには知られる由緒正しき神社。その敷地内に建てられた、神田明神文化交流会館の2階がホールになっています。2階のガラス張りの部分が神田明神ホールのロビーです。
2階の外の手すり部分はバルコニーになっていて、開場待ち時にはここに並びます。
隣には神田明神の境内が。このように平日でも参拝客で賑わっています。
キャパシティはスタンディングで約700、椅子席で280~360席。ステージは昇降式で、サイズも二種類に変更可能。
オープン以来、DAIGO、黒崎真音、ET-KING等がワンマンを行っているほか、アイドル系やアニメ系のライブ、eスポーツの定期イベント、落語、企業のセミナー会場としてなど、幅広い形で利用されているホールです。
ホール内のステージ部分。照明はすべてLED仕様。
ホール内の吸音壁は、神田神社の本殿の色を模したカラーリング仕様。
『昇り龍』(松井守男)、『神田大明神祭礼絵図』(斉藤上太郎)など、ロビーには有名アーティストの作品が掲示されている。
神田明神文化交流会館、1階部分はお土産ショップやカフェが入っています。こちらにも参拝客がたくさん。
案内してくださった神田明神ホールマネージャーの米山さんと西川さん。
ユニフォームがハッピなのが、さすが。西川さん曰く「ホールのご利用状況は、ウィークデーは企業のセミナー等のビジネス関係の催しが多くて、週末がエンタテインメントが多いです」。
ホールの吹き抜け部分の柱・梁には東京の木、多摩産材のスギが使用されていたり、芸術作品の展示があったり、「イベントホール」であると同時に「文化施設」の側面も持つヴェニュー、それが神田明神ホールでした。4月20日から5月12日は『鈴木敏夫とジブリ展』が開催され、その展覧会場として使用される、というあたりにも、神田明神ホールのカラーが表れているように感じました。
それから、足を運んでみて初めてわかったカラー、もうひとつ。神田明神ってこんなに観光地として人気なのか! ということ。おじゃましたのは平日の午前中だったんだけど、海外からも国内からも含め、大勢の観光客で大賑わい。また、夜には境内のライトアップがあり、ライブが終わって外に出ると日中とは表情の異なる神田明神を楽しめたり、お土産ショップやカフェがとても充実していたり、記念に御朱印を押せたり──と、ライブだけでなく東京観光の拠点としても楽しめる場所。地方から遠征で東京へ、という方だけでなく、都内在住の方にとっても、行ったことないけど行くと楽しい穴場のスポットなのでは。と、認識を改めました。