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松本 隆さんの御本、数冊読ませていただいてます。風のくわるてつと、風街詩人、秘密の花園、微熱少年。松本さんの言葉達は、まるで言葉のフリした魔法みたいで、読み出すと、なんだかドラえもんで言うところのどこでもドアみたく、扉を開けるとあっちの世界に容易く行けるような、そのあっちの世界と言うのはあながち完全なフィクションなわけでもなく、もう一つの現実みたいな世界で、文字を読んでいることを忘れてしまうような不思議な気分になります。