今冬のメガマソが描くのは、「ゆりのさくまち」の物語。コンセプチュアルなシングル「St.Lily」をリリースした直後、映像などを使ってそのシングルをより具現化したステージ<MEGAMASSO TOUR「'SALVATION' #2〜空虚の百合が咲く怪物〜」>を全国で行なっていた彼らが、2015年1月31日に新宿ReNYにて<MEGAMASSO TOUR「'SALVATION' TOUR FINAL〜空虚の百合が咲く怪物、生誕〜>を開催。「ゆりのさくまち」の物語の謎が、ついにここで解き放たれる!?
――まず、音源「St.Lily」とライブ、これらはどんな関係性にあるのかを教えて下さい。
涼平(Gt)「『St.Lily』のC/Wに『ゆりのさくまち』(ちかすぎてよくわからない)という曲があるんですが、この作品はすべてゆりのさくまちで起きてる出来事なんです。『St.Lily』は過去の歌で『St.Void』は未来の歌、『MONSt.ER』と『RED St.EM』は現在の歌。時間軸がバラバラの状態でシングルに収録されていたゆりと怪物と空虚、怪物とゆりのさくまち。これらが、じつは1つにつながっていることがステージのアートワークや演奏で分かるというライブになっています」
インザーギ(Vo)「メガマソのライブって、リリースした作品に合わせてツアーごとに全然違うんですが、今回は『St.Lily』の音源を聴いて気に入ってくれた人は、その音源だけではなくその先が見えるライブをやってまして。ライブではみなさんがゆりのさくまちを訪れ、最後に自分たちがいままでいた場所があそこだというの分かり。家に帰ってもう1度CDのジャケットを見たら“あっ、ここってあそこだったんだ”とライブ後も、家で物語の続きを楽しめるライブになってます」
――想像するだけでワクワクする仕掛けですね。ファイナル公演を見ると、さらにその物語に仕組まれた謎が分かるんでしょうか。
インザーギ「“そういうことだったんだ!”って、見ればなるでしょうね」
涼平「ReNYはセットリストも変わりますし。この日だけで見られる映像も加わるので、それを見れば“ちかすぎてよくわからない”という意味分かんない言葉の謎も解けるはず」
――最終公演では、この物語の世界観をさらにディープなところまで堪能できると。
Gou(Ba)「でもね、シングルの世界観を知らない人でも、来てもらえたら絶対に楽しめるんで。俺たちのライブは。今回はみんなの笑いを誘う場面なんかもあったりして(微笑)」
涼平「世界観一辺倒のシリアスなライブを想像しがちだけど、世界観を保ちつつ笑えるところ、めちゃくちゃ騒げるところもあるので」
Gou「メガマソのライブをまだ見たことがない人には、まずは動いてる俺らを見て欲しい。ライブで出すそのとき限りのバンドの生音を感じて欲しいです」
インザーギ「ライブ先行で、その後に音源を聴いてもらっても世界観はつながると思うから。とにかく、ライブに来て!そして、楽しんで!!」
2015年1月31日(土) | 新宿ReNY | 16:30 開場 / 17:30 開演 | スタンディング ¥4,000(税込) |
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【先着受付期間】 受付中~12月31日(水)23:00 |
NEW SINGLE「St.Lily」
(SPACE SHOWER MUSIC)
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メガマソ (2014.12月号掲載 DI:GA interview)