PENGUIN RESEARCHメンバーが語る、ふるさとの思い出
編集部:みなさんのふるさとの思い出をきかせてください。
僕は名古屋なんですけど。小学校3年生ぐらいから剣道を習いに道場に通ってまして。そこそこ打ち込んでやっていたので、その甲斐もあって小6のとき、とある大会で決勝戦まで行ったんです。決勝戦が始まるとき、おしっこを我慢してたんですね。で、審判が「開始!」っていったと同時におしっこ漏らしちゃって(一同笑)。構えの姿勢から俺が動かないから審判が来て。そこで、もらしたことに気づいてトイレに行かせてもらったんです。それで「この後どうする?」って聞かれて僕は「やります」といったらしくて。僕はおもらししたことでテンパってて記憶にないんですよ。それで、試合が再スタートしても気が動転してたのか、本来なら一番外側の白線まで四方に動けるのに、自分の真横に引いてある白線の中からはみ出しちゃいけないとなぜか勘違いしちゃって。そのまま2本ストレートで相手に取られて負けてしまいました。その大会を最後に、僕は剣道をやめました。道場にはその後1回も行ってません。いまだにトラウマですよ。
誰かまともなふるさとの思い出がある人はいないの?
まともなのはない。コミュ障が故に、理不尽な僕の怒りで友達にドロップキックをしてしまい、訳が分からず友達が泣いたとか。そういうダークなのしかない。
──じゃあ幼少期はいかがですか?
僕、下にいけばいくほどコミュ障、内気、引きこもりをこじらせまくってたので。今でこそこんなになりましたけど、小さい頃は誰とも触れ合いたくなかったんで口を開かなかったです。すっごい狭いコミュニティーのなかだけで生きてました。もうダークなエピソードしか出てこないんでやめましょうか。誰か明るいエピソード持ってきて!
基本、ウチのメンバーはみんなオタクなんですよ。だから、幼少期にいい思い出がない。
うん、それは間違いない。
学校のクラスで華々しくない陣営の人間ばかりなんで。「地元サイコー!!」とかいうヤツはたぶん一人もいないですよ。
──地元の友達と過ごした青春エピソードとかは皆無だと。
ええ。あるとしたらネトゲの友達ぐらい(笑)。
僕とか、ずっと「死んだ顔」って周りからいわれてきたからね。鍵盤弾いてると「生き生きしてるじゃん」って。小学校の頃だったらピアニカの音楽発表会とか。ああいうときだけ前向いて超楽しそうにやるけど、それ以外は「なんでそんなに死んでるの?」っていっつもいわれてましたね。思い出がコレって(笑)。
僕も小学校の頃はオタクで。先生とか周りの人に自分からなにもいい出せなかったんですよ。僕が当時通ってた四ツ谷の小学校は、迎賓館に来賓が訪れたとき、式典に出向いて国旗を振ってお出迎えをしてたんですね。でも、その頃僕は毎朝ゲロ吐いてたんですよ(一同笑)。学校が嫌で。その日はゲロ吐く前に迎賓館に行っちゃったんですね。着いてからもずっとゲロ我慢してた。そうしたら、式典が始まったときにゲロ吐いちゃって(一同爆笑)。ちょっとちょっとっていう空気になったところでお巡りさんが来て。なぜかパトカーに乗せられて、小学校に連れ戻されました(笑)。
僕もゲロ吐いてた時期があるんですよ。給食がマズくて。給食食べたらゲーってゲロ吐いてました。 それで、毎日早退。
ゲロ吐くよね?
吐きますね。
いい思い出がない(笑)。
闇しか出てこないな。
──あまりに闇すぎて、申し訳ないんですけど、自分が幸せに思えてきました(微笑)。
編集部:そんな時代もあっての今がある。
ステージ上で輝くPENGUIN RESEARCHのみなさんに、ライブ会場へ会いに行きましょう!
みなさん、貴重なお話をありがとうございました!
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