MICHAEL、ヴォーカル・松岡充の初めて行ったライブは?
編集部:松岡充さんの初めて行ったライブを教えてください!
「JUSTY NASTY」
僕の青春、JUSTY NASTYですよ。
すっごい好きだったなぁ(微笑)。
大阪で19、20歳ぐらいの頃かな?見ましたね。
その頃から僕もバンドはやってステージには立ってましたけど、チケットを買って見たライブはそれが最初かな。
そのときは、生意気にもお客さんがまだロビーにいる状態の開演前に、僕はステージ最前まで行って、最前でまず使ってる機材を全部チェックしました(一同笑)。
どこのメーカーの何を使ってるのか。エフェクターは?アンプはどこの?とか。
このサイズのステージだとどんな立ち位置を考えて配置してるんだろうとか。
その頃、僕は音楽の専門学校の生徒だったから機材とか分かったんですよ。
僕は音楽クリエーターコースといってレコーディングエンジニアになるためのコースを専攻してたから、ライブの機材もなんとなく分かったので、どこに何本マイクを立てて音を作ってるとか。
そういうことをつぶさに観察する嫌な客でした(笑)。
ただ、ファンとしてライブを楽しみたいというだけではなく、自分も絶対にそこに行くからその勉強のためにもこの先輩方がどうしているのかを知りたかったんです。
ライブを観て衝撃を受けたのはDer Zibet。
大阪のライブハウスでやってたイベントで観たんですけど。すごかったな。
音楽も歌詞も手にとってすぐ分かるような日常生活にあるようなものではないんだけど、その空間の染め方というのかな。
佇まいも含めて、ステージに出てきたその瞬間に場内をDer Zibetの世界にしていったのは衝撃的でした。
僕はいま青が大好きですけど、僕の中のDer Zibetは濃紺なんですよ。
場内を濃紺に染めていく感じというのはそのとき初めて体験しました。
音楽も、よくよく聴いていくと一人の少年が抱えたちっちゃな闇を歌っていて。
当時、CUREとかの洋楽も聴いていた僕は、持ってる闇が似てる気がしたんですよね。
あと、LUNA SEAの弟分として東京から乗り込んできたSIAM SHADEの衝撃も今でも覚えてます。
その後、SOPHIAと同じ時代にメジャーデビューすることになるんですけど。
SIAM SHADEはとにかく威圧感が凄かったんですよ。
ちっちゃいライブハウスにデカいメンバーがステージに立ってて。
音もでかくて上手くて、超カッコよかったんですよ。しかも、華がある。
それを見て”やっぱ東京すげぇな”と思いました(微笑)。
編集部:機材をじっと見るお客さん(笑)端から見ると?かも知れませんが、バンドマンにとってはこだわりの宝庫が詰まった場所。見逃せませんね!
松岡充さん、ありがとうございました!
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