そして、この後メガマソは2回のアンコールに応え、そこでは当日会場限定音源として発売したばかりの「雨降る夜に」も初披露してファンを喜ばせていった。
また、アンコールでは3人が話す場面もあり、インザーギは「セットリストが進むにつれてみんなとの感覚、距離が近づいていくのが心地よくて」と1年ぶりの再会がどんな風に嬉しいのかを伝えた。
Gouは「おはよっ!おはようございます。お久しぶりです。寝すぎた(微笑)。寝すぎてゴメンね」と相変わらずのゆるふわトークだけで話を終わらせようとすると、「もっとあるでしょ。1年ぶりなんだから。俺の話聞いてた?」とすかさずインザーギからお叱りを受け、涼平がそんなインザーギに「校長先生みたい!」とちゃちゃを入れるという流れを1年ぶりに味わったファンは“これこれこれ”という表情を浮かべて大笑い。
そして、涼平は「僕は今日会場の人全員と2秒ずつ目を合わせようというのがテーマで、全員と目が合ったよ」と話してファンを喜ばせた。
メガマソが冬眠している間は、各々音楽活動を行なっていた3人。1年後にこうして再会してみると、メガマソの楽屋の空気というのがあることに初めて気づいたという。そしてインザーギからは、涼平がこの日楽屋で行っていたポンプを使った“鼻うがい”の様子を事細かに話した。これにはメンバーも観客もお腹をかかえるほど大爆笑。そんなハッピーオーラに包まれたなかで、冬眠開けと同時に10周年のアニーバーサリー・イヤーの幕を開けとなるライブを締めくくったメガマソ。
終演後にはスクリーンを通して3月からスタートする全国ツアーの日程、さらにその最終日となる5月27日に東京・品川プリンスホテル クラブeXで行なうライブが昼夜2回公演となり、昼はメガマソ伝説の1stライブのセットリストを再現したライブ<☆☆DAYLIGHT☆☆-MEET AGAIN AFTER 10 YEARS->、夜はツアーファイナルとして最新系のメガマソを見せるライブ<円形水槽で、2秒見つめて。>を行うことを発表すると、場内はたちまち激しい熱狂に包まれた。
『おはよう』の合図で、この日冬眠から開けたメガマソの10周年がますます楽しみになってきた。
セットリスト
01. ザセカンドニムバス
02. トローネエンゼル
03. スノウィブルー
04. 星降町にて
05. chimes
06. 万国砂糖品評会(最優秀甘味賞受賞)
07. タイダルピンク
08. リフレイン
09. 水没寺院
10. フロスチ
11. ふとん史
12. ベゾアルステーン
13. サイレントガール
14. LIPS
15. ザワールドイズマイン
En1. 雨楽器隊
En2. 雨降る夜に【※新曲】
En3. ドリムトシクレトルム
En4. 芋虫の主
En15. Loveless,more Loveless
WEn1. ニューロマンサー(神経系亜人性)
WEn2. 涙猫
■メガマソ “ふとん史” MV
■メガマソ “10周年記念コメント”