ピアニスト・梁 邦彦、ソロデビュー20周年の今年、日韓で記念コンサート開催!韓国公演ライブレポート&12月の東京・グローブ座公演への展望を本人が語る。

ライブレポート | 2016.12.06 15:00

韓国公演を終えた梁 邦彦へメールインタビュー!

梁 邦彦

――韓国公演を終えてのお気持ちを改めて聞かせてください。

2014年11月に引き続き、国立劇場3日間のコンサート。今年はソロデビュー20周年ということもあり、格別な想いでした。
今回の公演は、僕の既存ソロ作品には編曲や楽器編成含めて新たな息吹を吹き込み、更に今まで手がけた映像作品の音楽もいくつかご紹介することで「僕の作り上げてきた音楽を良い形でまとめ上げ、次に向かうステップにする」事が目標でしたが、それが実現できたように思います。手応えのある、意味の深い3日間でした。

―― (韓国・日本)両公演とも“UTOPIA”というタイトルでリンクされている公演ですが、韓国公演と異なるところや、グローブ座ならではの見どころなどをぜひお聞かせください。

このライブタイトルは、皆さんと会場でつながっているその瞬間が正に「ユートピア!」とイメージしたものです。
そのイメージを基本にしつつ、このところ日本では15年以上ライブができなかったので、梁邦彦がどんな音楽をやり、何を考え、何処に行こうとしているのかをわかりやすく皆さんにお伝えすることを心がけています。ですのでレパートリーも韓国のUTOPIA公演とは多少異なり、ある意味僕のダイジェスト的公演で,これを皮切りに来年以降日本でのライブ活動を本格化していく、その記念すべきスタートとなります。

今回の参加メンバーは、韓国公演やレコーディングをいつも共にしている「日本の」超一流ミュージシャンの皆さんで、彼等と一緒に僕の20周年ライブを出来るのは本当に嬉しいことです。
最後にもう一つ、グローブ座はホールの空間や形状インテリア、音響含めとても魅力的なホールで、会場独特の雰囲気が僕達の音楽を更に輝かせてくれることでしょう。

そんな風に皆さんとお会い出来る12月22日の「ユートピア」、今からとても楽しみです。
東京グローブ座でお会いしましょう。

梁 邦彦

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国立劇場ライブ写真
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梁 邦彦 20th Anniversary Special Live 『UTOPIA ~ユートピア』

2016年12月22日(木)東京グローブ座
18:30 開場 / 19:00 開演
[バンドメンバー]櫻井哲夫(Bass)、古川望(Gt)、川口千里(Drs)、Christopher Hardy(Perc)、丸木英治(Trp)、かわ島崇文(Sax)、鈴木大納言(Trb)、土屋玲子(Vln)、 藤家素子(Vln)、菊地幹代(Vla)、堀沢真己(Cello)、安井敬(Recorder)
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RELEASE

7thアルバム 『EMBRACE』
(ENDORF MUSIC)
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★12月初旬に20th記念ベスト盤をリリース予定。ソロ作品、映像作品からの曲の他、代表曲「Frontier!」の新バージョン、新曲・未発表曲含む多彩な内容を予定。

梁 邦彦

梁邦彦2
80年代に浜田省吾のツアーにキーボーディストとして参加し、1996年にソロデビュー、その後、ピアニスト、作曲家、音楽プロデューサーとして多彩に活動。2018年冬 韓国・平昌オリンピックの音楽監督に就任決定するなど、世界的な活躍を見せる音楽家。ソロデビュー20周年の今年、12月22日(木)東京グローブ座でライブ開催を発表。12月初旬に20th記念ベスト盤をリリース予定。