韓国公演を終えた梁 邦彦へメールインタビュー!
――韓国公演を終えてのお気持ちを改めて聞かせてください。
2014年11月に引き続き、国立劇場3日間のコンサート。今年はソロデビュー20周年ということもあり、格別な想いでした。
今回の公演は、僕の既存ソロ作品には編曲や楽器編成含めて新たな息吹を吹き込み、更に今まで手がけた映像作品の音楽もいくつかご紹介することで「僕の作り上げてきた音楽を良い形でまとめ上げ、次に向かうステップにする」事が目標でしたが、それが実現できたように思います。手応えのある、意味の深い3日間でした。
―― (韓国・日本)両公演とも“UTOPIA”というタイトルでリンクされている公演ですが、韓国公演と異なるところや、グローブ座ならではの見どころなどをぜひお聞かせください。
このライブタイトルは、皆さんと会場でつながっているその瞬間が正に「ユートピア!」とイメージしたものです。
そのイメージを基本にしつつ、このところ日本では15年以上ライブができなかったので、梁邦彦がどんな音楽をやり、何を考え、何処に行こうとしているのかをわかりやすく皆さんにお伝えすることを心がけています。ですのでレパートリーも韓国のUTOPIA公演とは多少異なり、ある意味僕のダイジェスト的公演で,これを皮切りに来年以降日本でのライブ活動を本格化していく、その記念すべきスタートとなります。
今回の参加メンバーは、韓国公演やレコーディングをいつも共にしている「日本の」超一流ミュージシャンの皆さんで、彼等と一緒に僕の20周年ライブを出来るのは本当に嬉しいことです。
最後にもう一つ、グローブ座はホールの空間や形状インテリア、音響含めとても魅力的なホールで、会場独特の雰囲気が僕達の音楽を更に輝かせてくれることでしょう。
そんな風に皆さんとお会い出来る12月22日の「ユートピア」、今からとても楽しみです。
東京グローブ座でお会いしましょう。
梁 邦彦
国立劇場ライブ写真