取材・文 / 田中 サユカ
写真 / 関口 佳代
ついに “超・10代 アーティスト 吉田凜音”の登場だ! これまで歌手・ラッパー・アイドル・モデル・女優と、ありとあらゆる畑でその才能を発揮しまくってきた彼女だが、その驚異のカリスマ性はとどまる所を知らず、今まさに日本中を席巻しようとしている寸前の状況…にお気付きのファンも少なくないだろう。特に10代の女子にとっては彼女の手がける“総て”がキャッチーなご様子で、もはや「吉田凜音」そのものがカルチャー・ムーブメントになり得る勢いだ。それでも若干16歳…なんと末恐ろしいことだろうか! そしてこの度“超・10代アーティスト 吉田凜音”が、兼ねてより話題に上がっていた、メガシャキCM曲「STAY FOOL!!」を含む7曲入りのデビューミニアルバム『STAY FOOL!!』をリリースする。この絶好のタイミングに、思い切ってアレコレと訊いてしまおうじゃあないか!
──凜音さんはモデルさんや女優さんとしても活動されているだけでなく、最近では“りんねラップ”というラッププロジェクトも話題になりましたよね?これ、私も好きなんですけど…
ありがとうございます!
──それからファッションアイコンとしても注目されていますし、歌手としても。今回は、その膨大な肩書きを持つ凜音さんを読者のみなさんに少しでもご紹介できたら、と思っています。
よろしくお願いします!
──まず、凜音さんは北海道の出身ですね?凜音さんはズバリ、どんな小学生でしたか?
小学一年生から(アクターズ)スクールに週5~6で通う生活をしていました。その時にちゃんと音楽に向き合うことができたから、今こうしてミニアルバム『STAY FOOL!!』を出すこともできたので、ずっと頑張って来てよかったな、と思っています。
──今ではオシャレやメイクなども注目されていますが、ファッションについてはどうですか?
札幌にいた頃は、ファッションのことにそこまで興味があったわけではないんです。中学校一年から毎週土日に札幌と東京を行き来する生活が始まったんですけど、その時に出会った“NATT!”っていう(吉田凜音の)バックダンサーの1人にファッション好きな子がいて、その子との出会いがきっかけで、いろんな服を着るようになりました。
──一番凜音さんを知る存在でもあるお母さんは、凜音さんをどう見ていると思いますか?
ママですか?
──そうですね。私が感じた吉田凜音さんの印象としては、とてもしっかりしていて自分の意思をしっかりと持った女性に見えます。
えー!なんだろう…“全然しっかりしてない子”って言うと思います(笑)。
──えー!全く逆なんですね。
はい(笑)。
──ちなみに、凜音さんの「凜」って旧字ですよね。これはお母さんがつけた字ですか?
はい、そうです。
──この字体を使っている人をほとんど知りません。これはどういう思いがあってつけられたんでしょう?
そうですね。あれ?なんでだろう?
──それじゃあ、もしわかったら呟いてください。
はい、じゃあ、わかったらTwitterで呟きます(笑)!
──ありがとうございます!ファンの皆さんは是非Twitterにして注目くださいね!本題に戻りますが、初めて芸能を意識したのは しょこたん(中川翔子)のステージに立った時だそうですが、どんなステージでしたか?
ワンマンライブを観に行ったのは、しょこたんさんが初めてでした。会場がどこかは忘れたんですけど、確か大きい場所でした。 しょこたんさんのライブでは、ライブが始まる前にコスプレをしているお客さんをマネージャーさんが写真を撮って、良い子がいたらブログにあげるのが恒例になっていて、私も何度か撮ってもらったことがあります。 その日、二階席の後ろの方でライブを観ていたら、マネージャーさんが席まで来て「この後にしょこたんと踊れるから一緒に踊らない?」って言われたんです。それで一緒にステージに立った時に、とにかく「この景色、すごい!!」って思ったんです。「こういう景色を自分で作りたい!」ってすごく思った。
──そうだったんですね。
“ファンの方10人くらいと踊ってみよう”っていう1コーナーだったんですけどね(笑)。
──その時は踊りましたか?
いや、曲も全然知らなかったんで踊れなかったです(笑)。前の人を見て頑張りました(笑)!
──凜音さんには苦手なことってあるんですか?これだけ色々できると、ちょっと訊いてみたくもなってしまいました(笑)。
苦手なこと?うーん…幼稚園の時にピアノを4年間、習っていたんですけど、苦手でした!先生が怖い先生で、そのトラウマで…だから、ピアノは嫌いです(笑)音楽は好きなんですけどね。
『STAY FOOL!!』は最初のミニアルバムなので、
「吉田凜音はこういう人だぞ!」っていうアルバムにしたかったです
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