「ピンチをチャンスに変えよう」って、すごく言ってた(KOGA)
──だってGacharic Spinって、やってること自体が発明品みたいなものじゃないですか。
──「あんなバンドやりたい」っていうお手本があって始めてるんじゃなくて、誰もやってないことをやろうっていう。
──だから今のこのバンド・コンセプトができた時に「これはいける!」って思ったんじゃないかと。
で、次に入ってきたのがオレオで、キーボードなんですよ。「ボーカルじゃねえのかよ!」っていう感じだったんですけど(笑)。その時にボーカルのオーディションもやったんですけど、いい出会いがなかなかなくて。
で、もともとオレオはその前に弾き語りでボーカルもやってたし、ドラムの“はな”も前のバンドでボーカルを担当してる時もあったので、「じゃあツインボーカルやったらおもしろいんじゃない?」っていうので。でもみんな両手がふさがってるので、「どうする? パフォーマーを入れよう」っていうのに落ち着いたんですけど。
そのパフォーマーを入れる前も、手品師とか、ニューハーフの方とか、いろんな人に声をかけて。「もうなんでもありだよね、パートもなんでもOK」みたいな。それでうまく収まったのがダンサーだったっていう。
──すみません、僕は今のGacharic Spinができあがってから知ったもんで、最初は「うわ、こんな手があったのか、やられた!」と。
──だから、コンセプトがあって今みたいになったのかと思っていたんですけども。でも、流れだったところも大きいんですね。
たぶん、ドMの集まりなんです。ほしがるんです、大変なことを(オレオ)
──そんなふうに、「センターボーカルいない」「じゃあ手品師! パフォーマー!」っていう発想と、ライブハウスで7デイズやりたいっていうのって、根っこは同じとこがあります?
──(KOGAに)その自覚はあります?
──でもそれだと、次にやりたいことを考えていくと、どんどんエスカレートしていくというか、ひどくなっていくというか(笑)
そういう日本では見れないものがあると「あれさあ、ライブに取り入れたらいいんじゃない?」「バンドにああいう人を入れたらおもしろくない?」っていう。そういうアイディアがどこに行っても出るし、ごはん食べに行ってお店におもしろい照明とかがあると、「次のライブであれ使いたいね。写真撮っとこう」とか。
常に考えているんですね。そういうのをいろいろ取り入れていって……「期待はどんどん裏切っていかないといけないな」とは思ってます。「曲を作ろう」っていうよりも「ネタを作ろう」が多いです、うちらの場合は(笑)
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