アキバの中心で踊り続けて10周年！RAB(リアルアキバボーイズ)が中野サンプラでフリーライブを開催！“まずは見てくれ！”

──ひとつ聞きたかったことなんですが、動画でRABを見ている人をライブハウスに引っ張り出せたとか、在宅オタクとライブ活動の繋がりって手応えとして感じてる部分はあります？

今、まさにそれをやろうとしてる感じですね。だから、まだ繋がっていないと思います。2,000人集めるってすごい大変なことだけど、動画は何十万再生とかされて人気もあるし、それくらいの人が知ってくれてると思うんですけど。現場に来てくれる人、現場ファンというのはまだ中野サンプラザでワンマンをやるに至ってないと思うんです。だから、そこで在宅ファンの人たちが足を運んでくれたら、きっと中野サンプラザを埋めることが出来るんだろうなと思ってるんで。なんとか僕たちが引き釣りだして、「生はもっと凄いんだぜ！」と理解してもらうキッカケになればと思ってます。

──でも、そうやって無謀とも言える挑戦をして話題になることで、RABの名前を知ってくれる人もいるだろうし。そこで動画を見て、「タダだし、行ってみようかな」と思わせたらこっちのもんですよね。中野サンプラザの画は見えているんですか？

やることは、いわゆるワンマンのスタイルでのライブだと思うんですけど。具体的にはまだ見えてないですね。ただ、唯一見えてるのはクラウドファンディングの公約で、メンバーが本番中に焼きそばパンを買いに行くということで。

そうだね。そこだけは間違いなく決定してるし、その画だけはなぜか想像出来るよね（笑）

──じゃあ、メンバーが焼きそばパンを買いにパシるってところを軸に、内容を肉付けしていきますか（笑）

あとは3月にディファ有明の発表会があって、5月にアキバ×ストリート4カーニバル、RABバトルロワイアルがあって。中野サンプラザが今年の集大成になることは間違いないので、今は目の前にあることをひとつひとつ頑張っていきながら、やるべきことをだんだん明確にしていくという感じですね。

僕、10年やってきて分かったことは、目標に設定するゴールは高いところにあっても良いんですけど、身の丈に合ったことをやっていかないと意味がないぞってことで。ここ1年はちゃんと自分たちのスタイルで、身の丈に合ったことをして僕たちを好きになってもらうということを意識してやれているので。身の丈に合った、僕ららしい中野サンプラザ公演になれば良いなと思ってますけどね。

──それぞれ、中野ワンマンに向けての意気込みを聞かせて下さい。

日本の歴史上でもやってないことをやってると思うし、僕らならオタクもオタクじゃない人もみんなが楽しめる物を作れると思うし。何より中野ワンマンはタダだから、ぜひ見て欲しいです。

僕が中原麻衣さんのライブを見て、人生の転機になったように、僕らのライブを見て自分のやってることに自信を持ったり、何かの転機になってくれたら嬉しいですね。あとこんな世の中なので、めっちゃ笑って楽しく過ごせる空間を作れれば良いなと思ってて。ライブを見た人全員に、思い切り楽しんで欲しいです。

僕はタイミングとか技術、熱量とか色んな要素が重なった時、魔法が生まれると信じてて。色々積み重ねた10年を経た、中野ワンマンでは何か魔法が起きるんじゃないかと思ってるんです。僕たちは“アニメ化”という、奇跡みたいな最終目標を掲げてて。中野で起きる魔法が、その奇跡への一歩にもなると思ってるので。魔法が起きる瞬間をぜひ見届けに来て欲しいです。

僕も去年のワンマンがエピソード0で、中野ワンマンが第1話だと思ってて。コミケで同人誌がタダでお試し版が読めるように、中野ワンマンをタダで見に来てもらったら、絶対好きにさせる自信があるんで。まずは見てくれ！って感じですね。

──さぁ、最後にムラトミさんお願いします。

中野ワンマンに向けて、今からみんなで成功への道筋を作って行こうと思ってます。ただ、ひとつ問題があって、僕らって頑張れば頑張るほど空回りするし、最後にスベるんですよねぇ。

4人　…………（冷めた顔でムラトミを見ている）。

……あれ？ じゃあもしライブでスベったら、「ダメだこりゃ」って言って、舞台がガラガラッて崩れるってオチはどう？

今のオマエが一番ダメだこりゃだよ！（笑）。でも、ムラトミさんの言う通り、思う通りに行かないことは多いけど、そこが思うよりも良い場所だったりするんで。中野サンプラザも予期せぬことが起こると思うんだけど、それが思うよりも良い結果になる気がするんですよね……って、そういうことが言いたかったんだろ？

いや違うんです、あの……。

違うのかよ！もう楽にしてくれよ！！（笑）

 
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