──そうして大阪でバンド結成してからはどんな活動をしてきたんですか?
初ライブが2015年2月5日なんですよ。とにかくずーっと楽器ばかり練習してたんですけど、初ライブやった前の年の年末にこの日にライブをするからといわれて、みんなで「えぇー!!ライブする?」って驚いて。ダンス&ボーカルのユニットではステージに立ったことはあったんですけど、バンドでステージに立ったのはそのときが初めてで。
──バンド名は初ライブをやる前に決めたんですか?
はい。そうやった!
そうや!めっちゃ懐かしいな。
──そこもSCANDALと同じだ(微笑)
全員 へぇ〜(微笑)
──GIRLFRIENDというバンド名にした理由は?
分かりやすい、憶えやすい名前がいいなというのはずっといってて。そのなかで出てきたのがGIRLFRIENDで。これなら同性なら女友達という意味になるし、男の子からやったら特別なガールフレンドみたいな存在にもなれるからぴったりなんじゃないかなと。
──メンバーは4人なのに複数形ではなく。
全員 “FRIEND”です!!(きっぱり)
よく間違えられるんですよ。GIRL’SFRIENDSとか(笑)
めっちゃ“S”増えてるやんって(笑)
Sは付きません。単数系ですって。
4人いてもみんなで一つだから。
──なるほど! 初ライブはどうでした?
でも、ライブをどうやっていいのか、MCをどうしたらいいのかさえも分からなくて。リハーサルでさえ。
3人 分かんなかった(笑)
「ベースの音下さい」っていわれても“あーっ、あ、はい。でも、なに弾いたらいいんやろう”ていうレベルで分からなくて(笑)
転換にもやたらと時間がかかって。
すべてに緊張してたんすよ。でも、そこからひたすらライブをしてたんです。ライブの経験を積んでいって2015年5月30日に初ワンマンを大阪の京橋ismでやらせてもらって。それで、今年上京する前には大阪BIG CATでワンマンをやって。そこでバンドとして上京することをみなさんに発表しました。
──上京という大きな決断をして。自分たちはこれからどんなバンドになろうと話してたんですか?
4人でよくいってるのは“日本一のガールズバンドになろう”ということ。ガールズバンドといえば。
全員 GIRLFRIEND!
と、いわれるようなバンドになろうとずっといってますね。
──GARLFRIENDはメンバー全員が作詞・作曲をするそうですが。曲を作り始めたきっかけは?
最初はチャットモンチーさんやSCANDALさんのカバーをやってたんですよ。でもオリジナル曲が欲しくて。“じゃあ作ってみよう”ってみんなでなって、作るようになりました。だから、曲作りは独学なんですよ。
──作る曲のタイプは各々違うんですか?
違いますね。NAGISAは3人が作れないようなJ-POP感がある曲を作るんですよ。しかも、明るい曲が多いですね。私はメンバーのなかで一番暗い曲が多くて。MINAはメロディーがキャッチーなもの。特にサビとか一番ポップなんですよね。曲もいろんなタイプが作れるから、聴いてても楽しいです。
めっちゃ嬉しい。ありがとう(微笑)
SAKIKAは明るいのと暗いの、めっちゃ落差があるんですよ。暗くてもめっちゃロック調やったり、聴かせるバラードやったり。明るい曲はぶっ飛んでるぐらい陽気やったり。振り切ってますね。
メッセージ性が強いものが多いですね。
みんな作る曲が違うんで、そういうところも聴きながら楽しんでもらえるところだと思います。