──“音楽+お笑い+格闘技”という独自のスタイルも変わらずで。
大滝 そうそう。これは他には真似出来ないと思っています。
MAH 僕ももともとプロレス好きで、小学校の頃からZERO-ONEを見てたりしたんですけど、生で初めて見たのは『SKULLMANIA』で。田中将斗さんがSiMのライブを見てCDを買ってくれて、そこから交流が生まれたり。他にはないエンターテイメント性があって、なんか大滝さんをそのまま表したようなイベントですよね(笑)。
やべ そうだね。他とは絶対に趣旨がかぶらないと思うし。
大滝 クセは強いよね(笑)。今回も3ステージあって、プロレスリング、DJブースもあるんですけど。プロレスをやってない時はリングをステージ化して、「ROAD TO 骸骨祭り!」という公開オーディションで決定した、『骸骨祭り』の今後を担うアーティストにも出演してもらおうと思ってたり。常に何かやってる、まさに祭りのイメージです。
やべ 僕は当日、演者の人とは違ったスタンスで、物販からバックヤードまで、会場中を回ってどんなことでもやろうと思ってて。そこで見たものを終わった後に語りたいと思ってます、次のアクトに間に合うかな?とそわそわしながら物販に並んでる子たちや、仕事に慣れずに戸惑っている物販のアルバイトの子たちの姿って、それだけでドラマだと思うんですよ!だから、そういうのも楽しみだし。
──わはは。そんなの楽しみにしてる人いませんよ(笑)。
やべ バックヤードでも出番直前、ステージ袖でギリギリまで集中してるミュージシャンの姿やそれを待ち望んでるお客さんの表情とか、そういう物も見届けようと思って。応援団長としてね、「PAの奥の方で見たらよく見えるよ」とか、「ゴミ箱が少ない?だったら俺が言っといてやるよ」とかね、アテンドから苦情の受付まで、お客さんの声も全部受け入れてやろうと思ってます。せっかくフェスに来てくれる人に、フェスの違った楽しみ方も提案出来れば良いじゃないですか。まだ決定してないけど、一人で来たお客さんを集めて、芸人たちがガイドするサービスも考えてるんです(笑)。そしたら、一人で来たお客さん同士が仲良くなれたりするでしょう?
──そんな至れり尽くせりのフェスは聞いたことないです!
大滝 ありがたいよね、最強の応援団長だよ。
──今回の出演者で特筆するところと言えば、5年ぶりとなる175Rの活動再開ライブも決定してます。
大滝 SHOGOとは仲良くて、「175Rで出演してくれないか?」って3~4年前から話してて、本人たちもかなり真剣に考えてくれて。SHOGOとは上京したばかりの頃からの付き合いで、もう10年以上になるんですが。最初の舞台をウチに選んでくれて嬉しいですね。
──ほかに楽しみにしてる出演者はいますか?
やべ 僕はTHE冠ですね。ある種、大滝という男のやりたいことを演者として体現してくれてるのが彼なんですよ。芸人さんのように話も上手いし、最高のステージを見せてくれるし、去年はプロレスラーとしてもデビューして。THE冠は自分というフィルターを通して、大滝さんや僕らの夢を全部叶えてくれてるんですよ!
MAH 僕らは高校時代から頭の上がらない地元の先輩、山嵐はなかなか一緒にやる機会も無かったので嬉しいし。例えばSilent Sirenとか、全く接点の無かったバンドとやれるのも楽しみだし。プロレスもお笑いも生で見ると本当に凄いし、同じエンターテイメントとして勉強になる部分も多いので、そういうのも楽しみにしてます。
大滝 あとはSiMにも出番とかほかの出演者とか関係なく、優勝するつもりで思いっきりやってもらいたいですね。
やべ SiMはいつもと特別、変わらないのかも知れないけど、ステージに立つ瞬間に感じたものを本番で思い切りぶつけられるバンドだと思っていて。セットリストを知ってても、どんなことをするか読めないバンドなのでワクワクしてます。これで明日からステージに立てなくても良いくらいの気持ちでね、お客さんに媚びることない、「これがSiMだ!」ってステージが見たいです。
MAH ありがとうございます。ちょっとプレッシャーですけど(笑)。大滝さんの気合い入ってるなんてもんじゃないほどのイベントなので、パンチのあるステージにしたいですけど。良いライブにするつもりはなくて、0か100のどっちかになるようにやります!
──2010年、2013年の『SKULLMANIA』では物語を作っているので、2016年に続く物語も生まれたら良いですね。
MAH そうですね。でも、2013年の物語は一回完結したと思うので、ここからまた新しい物語を起こせれば良いなと思いますけどね。あと、このラインナップの中でも脂の乗ってるバンドという自信はあるので、優勝目指していきますよ。
大滝 お~、頼もしいです。
──最後に『骸骨祭り』に向けての意気込みやメッセージを下さい。
やべ お笑いも音楽もプロレスもテレビやDVDで見れるけど、生は全然違うんで。何のフィルターも通さず、自分の五感で感じに来て欲しいですよね。常に色んなことが起きてるし、物販に行ったら面白いおっちゃんもいるんで(編集部注:やべきょうすけさんの事です)、色んな楽しみ方をして下さい。
大滝 最近はライブに行ってないけど、昔、175Rが好きだったという人や子供連れも絶対に楽しめるんで。ぜひ遊びに来て下さい!
■「SKULLSHIT 20th ANNIVERSARY 骸骨祭り」トレーラー
■応援団長 やべきょうすけ、SKULLSHIT代表 大滝哲也 コメント動画到着!
PRESENT
『大滝哲也×やべきょうすけ×MAH&GODRi(SiM)の直筆サイン入り「骸骨祭りポスター」を2名様に!』
以下応募ボタンよりメールにてご応募ください。応募〆切は2016年11月30日(水)23:59まで。