──2001年、2012年に続き、3度目となる東京ドーム公演が決定しています。過去の東京ドーム公演で印象に残っていることは?
北川 一番最初のドームは…デビューして4年。劇的な変化のなかで、自分自身とゆずが乖離していくような不安感があって。そんななかで、実際ステージに立ってライブをやりながら「あ、ゆずってこうだったんだ」と取り戻すような感覚を得られて。なので、1回目の東京ドームライブには、すごく感謝しているんですよ。15周年のときは弾き語りとバンドの対比もあったりして、ゆずはどういう表現ができるんだろうという、燃えたぎるようなものがあったと思います。今回はそういう感じよりも、自分たちが一番得意なスタイルをあまり無理せず、お客さんも自分たちも楽しめられたらいいなと思います。
岩沢 初回は本当にがむしゃらだったし、15周年のときは山ほどやることがあり。今年もきっとたくさん準備することがあるんだろうけど、きっと楽しいものになるんじゃないかなと思います。
──今回の東京ドーム公演は、新アーティスト写真のイメージや、ファンのみなさんの「名前入り提灯」制作など、“お祭り的”なライブを予感させますが、どのようなステージを予定していますか?
北川 大きいことは提灯ですね。事前に皆さんに募集をして、当日、ステージの背後に飾ります。それをバックに歌うのは、ほかではあまりないんじゃないかな。具体的な内容はまだ言えないけど、アーティスト写真がすごくヒントになっていると思います。ただ日本的というだけでなく、いろんな要素が混ざった“お祭り”にしようと思っています。
──今回のライブでファンの皆さんに伝えたいことはどんなことですか?
北川 応援していただいているファンの皆さんに対してはもちろん、ゆずとしても曲ができていることやライブができていることを含めた“感謝祭”にしたいと思っているので、とにかく楽しんでもらえればと思います。
──ライブを楽しみにしているファンへメッセージをお願いします!
北川 ライブまでにたくさん曲を聴いて、歌いまくってほしいなと思います!
──最後に、お二人がこれから叶えたい、今後こうしたい!という夢を教えて下さい。
岩沢 継続をしていくこと。初動の楽しさを追い求めながら活動していきたいですね。アジアツアーもやりたいし、東京ドームもまたやりたいと思うような活動をしていきたいです。
北川 20年やれたんだし、これからも変わらずにファンの皆さんと時間をたくさん共有したいと思うし、まだゆずを聴いたことがない人に、もっとゆずを届けたいなとも思います。
■「見上げてごらん夜の星を ~ぼくらのうた~」Recording Movie