インタビュー/フジジュン
──9月3日に開催される、ピアノゾンビ主催『骨殺しナイト』。出演バンド等、詳細はまだ発表されていませんが(取材当時)、どんなイベントになりそうですか?
ホネヌキマン おはよう諸君。私が大王のホネヌキマンだ。ここだけの話、実は最近ライブをやっていても私がピアノを弾く曲が全然無いので会場の空気があまり良く無いと思っていた。私もついライブ中演奏する場所がなくて暇なのでお神輿に乗ったり餅つきをやったりしているが、本当は“民”(ピアノゾンビのファンの名称)のみんなはそんな茶番より私のピアノが聞きたいんじゃないかな?と。だから、9月3日は私が1番目立つようなそんなイベントにしようと思っているのだ。まだメンバーには話していないがな。
── 自主企画イベント、ワンマン等のタイトルとなり、ピアノゾンビの歴史を紡いで来た “骨殺しナイト ”。7月23日には“HENNA BAND COLLECTION”と題して、個性的なバンドを集めての開催もありますが、あえて言葉にするとしたら、“骨殺しナイト”のテーマやコンセプトは?
ホネヌキマン 我々が言う『骨』とは貴様達の固定概念の事だ。貴様らの固定概念を殺すようなイベントを心がけているのだ。ウソだけどな。
──“骨殺しナイト”含めて、過去に行ってきたライブやイベントで特に印象に残っている出来事や事件はありますか?
ホネヌキマン 特に無いがバラードで私がピアノから入る予定の曲でボタンを間違えて雷の音を爆音で出してやった時は正直会場全体が私にビビっていたな。あとはツアーファイナルでVoのパンツが破れた事かな。
──ピアノゾンビがライブで最も大事にしていること、こだわっていることは何ですか?
ホネヌキマン 私の事を忘れられないようにしてやる事だ
──新作は、昨年9月にリリースしたアルバム『ホワイトクラブ』。新作や新曲を待つファンも多いと思いますが、新曲や新作のご予定は?
ホネヌキマン 私はいつも他のメンバーがレコーディングってやつとかやって、CDが出来上がってからピアノの練習を始めるから、そういうのはちょっとわからないな。
──キャッチーさやパーティー感と共に、また広く音楽性を広げた感のある最新作『ホワイトクラブ』は改めて振り返った時、ピアノゾンビにとってどんな作品になりましたか?
ホネヌキマン 私の様に真っ白いキャンバスの様な作品かな。
──『ホワイトクラブ』リリース後のツアーやインストアはバンドにどんな影響を与えましたか?また、近年のライブでの意識の変化、進化した部分などはありますか?
ホネヌキマン 今回は【絆】をテーマにツアーをやったのだが色んな意味で仲間が増えたかな。他のメンバーとはツアーセミファイナルで十字架に貼り付けにされたりして溝が深くなったがな。
──まだピアノゾンビを見たことない人が、予習をしてからライブに臨みたいと思った場合、ぜひ聴いて欲しい過去作品や最新作の聴いて欲しいところを教えて下さい。
ホネヌキマン 曲は聴いてこなくていいから、複雑な私たちのプロフィールをしっかり覚えてこないと、良くわからないままライブが終わってしまうらしいから気をつけるんだぞ。
──まだピアノゾンビを見たことない上に、予習もせずにライブに臨みたいと思っている人、対バンのお客さんや友達に連れて来られた子に、ピアノゾンビのライブの楽しみ方や他にない魅力を教えて下さい。
ホネヌキマン 誰かの動きを真似する必要はない。私だけ見ていれば大丈夫だ。
──最後に読者へのメッセージを聞かせて下さい!
ホネヌキマン そうです。私が変なおじさんです。
≫ コラム「ぬいてもぬかれるな」第1回
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