岩渕想太
昨日、神戸太陽と虎で「HEAT ADDICTION TOUR」の初日があった。俺はこのコラムを神戸からの帰りの車内で書いている。俺たちはこのツアーを、愛してやまない熱狂を全国に届けるために始めた。目標は、今までの自分らの全てのライブを超えて見たことのない熱狂を見に行くことだ。
昨日は熱いライブだった。みんなが俺たちを本当に待っていたんだなっていうのを肌で感じた。当然のことだけど、「見たことのない熱狂を見にいく」ってのは俺たち4人だけじゃできない。俺たちはライブを通して、集まってくれるみんなを熱狂に連れていくし、俺たちもまたみんなに熱狂に連れていってもらう。その日だけの空間や関係性が熱狂を生み出す原動力だ。ライブってのはその日限り、一瞬の刹那から生まれる芸術だ。俺はそう思っている。
こんなにめんどくさく堅苦しい文章を書く俺がなぜ荒々しいライブをするのか?とよく聞かれる。けどそれは逆なのだ。毎日を堅苦しく、人の目を気にして真面目に生きてしまうからこそ、ライブという空間が好きだ。ライブってのは、退屈な毎日に対する一種の非常口みたいなものだと思っている。そして、俺みたいな人は世界に山ほどいると思っていて、俺はそういう人にこそ、俺たちのライブに来て欲しい。
退屈ってのはものすごくデカい。強大だ。毎朝、通勤電車に乗って運ばれる退屈の大きさったら、何によってもうち破れないんじゃないかという気がしてくる。予定調和ってのはつまるところ楽なのだ。楽だからこそ、予定調和なものがはびこる。そして、予定調和ってやつは自分の中に、絶対に落ちない油汚れのようにこびりついている。どんなに型を破ろうとしても、予定調和の安心さや快適さは何度も俺に「それでいいのか?」と問いかけてくる。
だからこそ、俺はライブを通して予定調和をぶち破りたい。退屈な毎日に疑問符を打ち込みたい。正直なところ、昨日の神戸のライブは心から楽しかったのだが、予定調和をぶち破れたかというと胸を張ってそうとは言えない。どこか、ロックバンドのライブにおける「当たり前」に甘えてしまったところがある。ツアーはワンマン入れて残り13本ある。初日の「最高」をどこまでも更新していきたい。
昨日は熱いライブだった。みんなが俺たちを本当に待っていたんだなっていうのを肌で感じた。当然のことだけど、「見たことのない熱狂を見にいく」ってのは俺たち4人だけじゃできない。俺たちはライブを通して、集まってくれるみんなを熱狂に連れていくし、俺たちもまたみんなに熱狂に連れていってもらう。その日だけの空間や関係性が熱狂を生み出す原動力だ。ライブってのはその日限り、一瞬の刹那から生まれる芸術だ。俺はそう思っている。
こんなにめんどくさく堅苦しい文章を書く俺がなぜ荒々しいライブをするのか?とよく聞かれる。けどそれは逆なのだ。毎日を堅苦しく、人の目を気にして真面目に生きてしまうからこそ、ライブという空間が好きだ。ライブってのは、退屈な毎日に対する一種の非常口みたいなものだと思っている。そして、俺みたいな人は世界に山ほどいると思っていて、俺はそういう人にこそ、俺たちのライブに来て欲しい。
退屈ってのはものすごくデカい。強大だ。毎朝、通勤電車に乗って運ばれる退屈の大きさったら、何によってもうち破れないんじゃないかという気がしてくる。予定調和ってのはつまるところ楽なのだ。楽だからこそ、予定調和なものがはびこる。そして、予定調和ってやつは自分の中に、絶対に落ちない油汚れのようにこびりついている。どんなに型を破ろうとしても、予定調和の安心さや快適さは何度も俺に「それでいいのか?」と問いかけてくる。
だからこそ、俺はライブを通して予定調和をぶち破りたい。退屈な毎日に疑問符を打ち込みたい。正直なところ、昨日の神戸のライブは心から楽しかったのだが、予定調和をぶち破れたかというと胸を張ってそうとは言えない。どこか、ロックバンドのライブにおける「当たり前」に甘えてしまったところがある。ツアーはワンマン入れて残り13本ある。初日の「最高」をどこまでも更新していきたい。