「人を見た目で判断してはいけない」
なんて言葉を誰もが一回は耳にしたことがあると思う。
実際、悪そうに見えて実は良い人だったり、良い人そうに見えて実はとても腹黒い人だったりと、見た目とギャップがある人も多い。
しかしそれは、髪型、体型、服装等の様々な容姿を総じて「人を見た目で判断してはいけない」というだけで、自分の経験上、「顔」はその人の性格を映し出していると思えてならない。
これは前回の話の「造形」うんぬんではなく、人相というか、もっと内面的なモノが現れていると思う。同じ人間でも、何かをキッカケに人相が変わることもしばしばで、例えば自分が好きだった芸能人が、時が経つと顔の造形はそんなに変わっていない筈なのに、何故かあまり好きな雰囲気ではなくなったり、またその逆も然りで。
造形的に一般的に「ブス」と言われる人でも、その内面から出る人相で「可愛らしく」見える人もいれば、造形的に容姿が完璧でも、何も惹かれない人もいる。
「良い人」の定義なんて価値観と同じで人それぞれだけれど、これまでの人生経験から得たものか、顔を見るだけである程度その人の性格が分かる様になってしまった。
しかし、まだ経験の浅い色眼鏡で判断することが、自分の人生にとってマイナスになる様で、この色眼鏡を取ることができるのなら取りたいとも思う。
そんな捻くれた自分が一番純粋になれる場所はLIVEしかなく、来てくれる皆にもそういう場であって欲しいと切に願っています。
もうすぐ「蟲聲」リリース、ワンマンツアー「目下の聲」が始まります。
久しぶりのワンマン、吐き出し合い、汚れ合って、「純粋」を感じ合いましょう。
(儿-じん-/Vo.)
■「蟲聲」MV SPOT